こんにちは。
私は40代後半から、この更年期障害に悩まされています。特にホットフラッシュ・めまい・不眠が酷くて・・
やる気の減退もあり、家事の見て見ぬ振りがうまくなりました!
更年期とは
更年期とは性成熟期から老年期への移行期で、卵巣機能が衰え、原始卵胞の消失までの時期をいいます
- 思春期⇒月経を迎える時期(8歳頃~18歳頃)
- 性成熟期⇒月経のある時期(18歳頃~40代前半)
- 更年期⇒月経を終える時期(40代後半~50代後半)
- 老年期⇒月経を終えた後 (60歳以上)
更年期は、一般的に50才頃を閉経とすると、その前後合わせて約10年間をいいます。(45歳~55歳)
※ 閉経の時期は40代前半~50代後半頃と個人差があります。
更年期症状
この時期は、不定愁訴と言われる症状がみられ、検査をしても異常がないものを更年期症状といいます。
【 不定愁訴 】
- イライラ
- ホットラッシュ(のぼせ、ほてり)
- 頭痛
- 関節痛
- めまい
- 全身倦怠感
- 不眠
- うつ
- やる気の減退
- 不安
更年期障害
更年期症状が酷く、日常生活に支障をきたすような状態を更年期障害といいます。
更年期障害の主な原因は、エストロゲンが低下していくことですが、加えて、心理的(性格や育ち)や社会的(職場や家庭)など様々な要因が重なり発症すると考えられています。
更年期障害自己診断テスト
更年期障害の治療
ホルモン補充療法 HRT (保険適応)
エストロゲンの減少が主な原因なので、エストロゲンを補充する治療を行います
子宮がある場合は、エストロゲンの補充のみだと、子宮内膜増殖症による子宮体癌のリスクが高くなる傾向があるので、プロゲステロンも一緒に投与します。
HRTに有効な症状
- ホットフラッシュ、発汗
- 動悸など自律神経系の不調
- 骨粗しょう症の予防
- 関節痛
- イライラやうつ
- 萎縮性腟炎や性交痛
- 頻尿
- 高LDLコレステロール血症
- 不眠症
- コラーゲンを増やし肌のハリや潤いの改善
- のどのつかえ
HRTには飲み薬、貼り薬、塗り薬などのタイプがあります
どのタイプを使うかは、ライフスタイルや症状を、医師とよく相談して決めます。
子宮体がんとの因果関係
子宮体がんとの因果関係ですが、プロゲステロンを併用することにより、発がんのリスクは増加しないことが実証されてきています。
乳がんとの因果関係
乳がんとの因果関係は、5年以上の長期使用で、わずかですが乳がんの発症率が上昇するという報告があります
漢方薬
漢方では、「気」「血」「水」から不調を探り、全体を整えて改善していく治療法です。
更年期障害の場合は、下記のような種類があります
- 当帰薬散(とうきしゃくやくさん)ツムラ23
- 加味逍遙散(かみしょうようさん)ツムラ24
- 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)ツムラ25
- 温清飲(うんせいいん)ツムラ57
- 五積散(ごしゃくさん)ツムラ63
- 温経湯(うんけいとう)ツムラ106
各個人の症状、体格、性格などを考慮して処方されます。
※ 漢方薬は、即効性がないイメージがありますが、効果の速さは薬の種類や飲む人によっても違いがあるので、担当医とよく相談の上、自分に合ったものを探しましょう!
私は、初めはHRTをしていましたが、5年を経過したので、今は桂枝茯苓丸を飲んでいます。
エクオール (サプリメント)
エクオールとは、更年期に減少するエストロゲンと似た働きや身体を錆びつかせない抗酸化作用が認められています。
腸内細菌が大豆イソフラボンからエクオール生成しますが、この腸内細菌を持っているのは、日本人女性では約50%程度と言われています。
この腸内細菌がいないと、いくら大豆食品を摂取しても、エクオールは作られないのです。
そこで、エクオールを自己生産できない人のために、サプリメントとして、様々な種類が販売されていますが、必要量は1日10mgとされています。
私は作れないタイプだったので、1日1粒で10mg摂取できるDHCのサプリを飲んでいます。
エクオール検査
エクオールを作れる人は、約50%と言われています。
エクオールが作れていない人は、更年期症状が重めだったり、薄毛や白髪が増えるとの研究結果もありますので、1度検査をしてみるといいですよ。
エクオールだけじゃなく、腸内フローラ、痩せホルモン、幸せホルモンなども一緒にわかるキッド【 腸内博士 】があるので、これは特におススメです。
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